「ただ聞いて欲しいの!」「ハイ聞きましょう」259

6621/32009/03/05(木) 17:06:39 ID:0

かなりフェイクあり。

小さい頃から、習い事をやっていた。
師匠とも、お弟子さんたちとも、和気藹々とやっていて、
なによりその習い事が好きだった。

習い事を始めて15年くらいした頃、師匠と同居していた師匠の娘さんがなくなった。
病気だった。
師匠も、娘さんの旦那さんも、その二人の娘たちも憔悴して、師匠は
「あの子を助けられなかった」と涙を流していた。
それでも、遺された娘たちを育て上げなければと、気丈に
振舞っていらっしゃった。
いつしか、二人の娘たちも、師匠について習い事を始めた。

それから3~4年くらい経った頃、突然、なくなった娘さんの旦那さん
(以下お婿さん)から、電話番号を聞かれた。
「娘たちのことで、なにかあったときの為に」と言われ、断れなかった。
お稽古場では、若手の筆頭だったし、ほとんど娘たちの姉代わりのように
なっていたので、まぁ仕方ないのかな、と思った。

しばらくして、お婿さんから電話がかかってきた。
「こんど、二人で蟹を食べに行こう」とか、
「試合があるから応援に来て」とか。酔って電話をかけてくることもあった。
娘たちのことは、何一つ話に出なくて、あまり男性と接したことのなかった私には、
正直「気持ち悪い」としか思えなかった。


6632/32009/03/05(木) 17:08:01 ID:0

お稽古場に行くと、お稽古はできるけれども、ほぼ確実にお婿さんがいる。
私の声が聞こえたと思うと、すぐに顔を出してくる。
はっきりとアプローチをかけられたわけではないけれど、言葉の端々から
感じる、彼の好意に、嫌悪感しか感じなかった。
小学校の頃から知っているお兄さんだ。そういう目で見ることもできなかった。
師匠にも、孫娘たちにも相談できるはずはなく、悩んでいた。


そのうち、私にも恋人ができ、結婚して遠くに離れることになった。
お稽古に通える距離ではない。
恋人ができたこと、結婚すること、お稽古をやめることは、
やめる2ヶ月前に師匠に言った。
残念がってくれたけれど、「あなたが幸せになるのなら」と、送り出してくれた。
本当に、いい師匠だった。

私が地元を離れたあと、お婿さんは、結婚したそうだ。
娘たちともうまくやってくれると思いきや、そういうタイプの女性ではなかったらしく、
「娘さんたちは、師匠さんと一緒に暮らせばいい。お婿さんは新しい家族ができたんだから、
新しい家族 だ け で やっていくべきだ。」という主張らしく、
家に娘たちが来ると、鼻先でドアを閉めて拒絶したり、ということを繰り返したらしい。
下の娘が病んだと聞いた。
お婿さんが「名無しちゃんが、うちに来てくれれば良かったのに」と泣いていた、
という話を聞いた。


6643/32009/03/05(木) 17:09:03 ID:0

また、お婿さんは、家を2軒持っており、現在はその1軒にすんでいるらしく、
もう一軒は師匠と娘たちが住んでいて、お稽古場にもなっていたのだが、
「その家は俺のものだ、出て行け」と言い出したらしく、裁判沙汰にするらしい。
そのあたりのことは、私の耳には入ってこない。
地元の友人が、故意に入れないようにしてくれているのかもしれない。
現に、お婿さんが結婚して、下の娘が病むまでのことも、一緒にお稽古をした友人に
詰め寄って、やっと話してもらったことだ。

さて、私は新しい土地で、新しい師匠について、お稽古を始めた。
「新しいお師匠さんについて、またはじめようと思う」と連絡したら、
もとの師匠は、ものすごく喜んでくれた。お弟子さんたちも、「やっとはじめるのね」と
喜んでくれた。
しかし、心から楽しんでお稽古に打ち込めない自分がいる。
もし、私があのときお婿さんを受け入れていれば、娘たちは悲しい思いをせずにすんだのでは、
もとの師匠も苦労しないですんだのではないか、と、罪悪感にさいなまれて、
大好きなはずの、楽しいはずのお稽古にも身が入らないでいる。
結婚するまでずっと続けてきた習い事だから、夫も全力で応援してくれているのだけど、
心に刺さったとげのようなものが抜けない感じで、もやもやした思いから抜け出せないでいる。

私は、お稽古を続けてもいいんだろうか…。


668名無しさん@HOME2009/03/05(木) 17:13:40 ID:0

なんか人物関係がよくわからん
お婿さんなのにお姉さん代わり?
娘って誰


669名無しさん@HOME2009/03/05(木) 17:17:40 ID:0

なくなった娘さんの旦那さん が婿さん


670名無しさん@HOME2009/03/05(木) 17:17:51 ID:0

>もし、私があのときお婿さんを受け入れていれば、娘たちは悲しい思いをせずにすんだのでは、
>もとの師匠も苦労しないですんだのではないか、と、罪悪感にさいなまれて、

なんで師匠の娘や師匠のために、好きでもない男と結婚しなきゃならないの?
受け入れないのが当然でしょ。そんなことで罪悪感を抱くなんて、自分に酔ってない?


6726702009/03/05(木) 17:19:58 ID:0

×なんで師匠の娘や師匠のために
○なんで師匠の孫娘や師匠のために


673名無しさん@HOME2009/03/05(木) 17:31:52 ID:0

じゃー、かわいそうな下の娘さん引き取ってあげれば?
いまの旦那と離婚して、元の土地に戻って、
お婿さんと再婚すれば?

無理でしょ。あなたの悩みは対岸の火事を眺めて
「ああ、あそこで家が燃えて思い出が灰になってしまう人が
いっぱいいるのね、胸が痛いわ」とヒロイックな気分になってるようなもの。
ていうか、お稽古をやめたらなんかあんの?
趣味は趣味じゃん。もとの師匠さんの人生なんだし、お婿さんの人生だし
あなたが対岸で身をよじったってクソの役にも立たないって。


674名無しさん@HOME2009/03/05(木) 17:34:29 ID:0

お稽古事とはいえ、ある程度上になってくると
顔を合わせたりする機会もあるだろうから
気まずいとはってのはわからなくもないけどね


6756622009/03/05(木) 17:41:03 ID:0

聞いてくれてありがとう。
30年近くかわいがってくれたもとの師匠に、申し訳ないような気持ちがずっと残ってて、
でも、これって独りよがりなんだよね。
だれかが、厳しく言ってくれるのを、期待してたんだと思う。
ありがとうね。


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