嫁(旦那)との馴れ初めを語れ

277名無しさん@おーぷん 2015/07/01(水)16:21:56 ID:nh2
通っていた高校の中庭で一目惚れ。
その日はぐずついた天気で、雨が降ったり止んだりしてた。
俺は中庭の掃除当番だったんだけど、
雨天時は別のところに振り分けられる決まりがあった。
この微妙な天気の時はどうすんだ、とりあえず中庭に行ってみるかと、
少し早めに中庭に向かった。
そこに一人女子がいた。
中庭にはいくつかツツジの木が植えてあって、花の盛りだった。
その女子は、濃いピンクのツツジの花を摘んで、蜜を吸っていた。
薄暗い中庭で、白い手がゆっくり動いて、花を摘んで、白い顔を寄せて。
普通の、どっちかというと地味な感じすらある子だったけど、
その風景があんまり色っぽくって背筋がざわっとなった。
そのままぼーっとみてたら目が合って、その女子はちょっとばつが悪そうに立ち去った。
制服のタイの色から、一学年上ということはわかったので、
先輩に協力してもらって何処の誰さんかを特定、即告白。後に結婚。
結婚式の時も綺麗だったけど、俺の中での一番は花の蜜吸ってたあの時だ。


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名無しさん@おーぷん 2015/07/01(水)23:25:47 ID:ZWv
もう少し詳しい話を所望します

279277 2015/07/02(木)20:43:15 ID:NhV
どのあたりを詳しくすればいいのか…
何処の誰さんかの特定はちょっと苦労した。
俺、絵心無いから似顔絵とかは描けないし、
生徒数の多い高校だったから闇雲に探しても見つからないし。
手詰まりになって仲のいい先輩に相談したけど、
その先輩もあまり女子とは親しくなく情報不足。
最終的に先輩の友人の彼女まで話が行って、やっと特定。
(行事で撮影された写真等を持ち寄って頂いた)
特定した瞬間、先輩友彼女さんがPHSを駆使して
彼女は吹奏楽部で現在フリー、今日は○×棟の△階の階段付近で練習している、
との情報を得る。女子の情報網の凄さを知った。
この時点で、雨の中庭から一ヵ月。焦れに焦れていた俺そのまま特攻。

280277 2015/07/02(木)20:56:35 ID:NhV
「○○さんですか」
「…はい」(不審気)
「△△科一年○組の××です。一目惚れしたので付き合ってください」
「………あ、はい…」
「ありがとうございます。よろしければ今日、一緒に帰っていいですか」
「…はい、いいですけど…」
「ありがとうございます。じゃあまた後で」
彼女曰く、セールスの人みたいって思った、とのこと。
その後、帰宅方向が全く違うのに遠回りして一緒に下校。
これが彼女の卒業まで続く。
最初が先輩後輩の距離感から始まったので、彼女に敬語を使う癖が抜けず困った。
結局今でも敬語。

281名無しさん@おーぷん 2015/07/02(木)22:22:12 ID:8qi
そんなに鮮明に覚えてるだなんてよっぽど綺麗だったんだろうなあ…
お幸せに!


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