457恋人は名無しさん 投稿日:2009/11/30(月) 00:07:33 ID:bUrARBGfO
投下します。

2年ほど前の修羅場。
当時、私23歳、彼氏31歳。

付き合い始めは優しかった彼氏だが、半年を過ぎたころから不穏な影がちらつき始め、
些細な誤解で途端に声を荒げたりするようになった。
元カレと連絡を取ってるだろう、だの、性病になった、浮気してるだろう、だの。
(まったくの誤解。
性病疑惑も単なる膀胱炎だった)
私がいくら冷静に諭しても、怒鳴るばかりで聞く耳を持たない。
そのくせ勘違いとわかると、人が変わったように、猫撫で声で「ごめんな、どうかしてた、好きだよ」と甘えてくる。

そんなことが度々あって、これはヤバイかも、と思い、穏便に別れを切り出した。
好きだけど価値観が合わないから、将来のことが考えられない、とかなんとか。
実際、すぐにでも結婚したい彼氏、就職して間もない、仕事が楽しくて仕方ない私、という状態だったので、多少ごねられるも別れ話はスムーズに運んで一件落着。


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457 投稿日:2009/11/30(月) 00:09:43 ID:bUrARBGfO
そして、別れてからひと月程経ったころ。
休日の夜、私が家でごろごろしていると、彼氏から電話が。
「合い鍵を返して欲しい。
今から取りに行く」
とのこと。
了承してしばらく経つと、彼氏が家の前に到着。
部屋着のスウェットにスッピンのまま、玄関先で鍵を返す。
と、彼氏が
「少し話したいから、隣に座れよ」と言ってきた。
少し警戒はしたし、今思えば軽率だった。
でも、なんだかんだ言って一年以上付き合った彼氏。
感情の起伏が激しく、すぐに怒鳴るところは我慢できなかったし、別れを選びはしたけど、まだ信頼もしてた(そのときは)。
実家の玄関前だし、まぁ大丈夫だろうとも思った。
促されるまま助手席へ座る私。

が、考えが甘かった。

460457 投稿日:2009/11/30(月) 00:12:22 ID:bUrARBGfO
付き合っていたころの思い出話→別れて辛い→俺の何がいけなかったんだ
…と、徐々に感情的になる彼氏。
これはヤバイな、と思い、そろそろ家に戻るね、とドアに手をかけた瞬間、エンジンをかけ、車を猛発進させる彼氏。

やられた、と思う間もなく、猛スピードで家から遠ざかる車。
やめて、とめて、と懇願しても、真っ直ぐ前だけを見て車を走らせる彼氏。
私のほうをちらりとも見ない。
信号も無視してぶっちぎり、車を降りるタイミングも得られないまま、車はどんどん山道へ。
道はどんどん細くなり、街灯もない。
さらに最悪なことに外は大雨。
とうとう、これ以上進めないほどの細い山道に辿りついた。
その脇にあった木材庫のような場所に車を停める彼氏。
エンジンを切ってライトを消すと、何も見えないくらい真っ暗。

「お願い、落ち着いて。
家に帰して」
努めて冷静に諭す私。
暗がりの中、無言で私を見つめる彼氏。
肩を揺すっても、言葉をかけても無反応。
完全に目がイってて、背筋が凍った。

461457 投稿日:2009/11/30(月) 00:14:24 ID:bUrARBGfO
「ほんとにやめて。
家に帰りたい」
怖さのあまり、半分泣き叫ぶように言うと、「うるさい!!」と怒鳴りつけられ、覆いかぶさるように助手席のシートを倒された。
「このまま俺の言うこと聞くか、ここから一人で歩いて帰るか、選べや、あァ?」
なじるように言われて、恐怖と悔しさで涙が出た。
このまま我慢すれば無事に帰してもらえるのか、とも思ったけど、言いなりになるのは絶対嫌だった。
無我夢中で彼氏を押しのけ、車の外へ出て、全力疾走で逃げた。
息を切らして山道を下っていると、後ろから彼氏の車が。
追い抜きざまに、「勝手にしろや!死ね、ブサイク!」と怒鳴られた。
悔しいし怖いし、もう何がなんだかわからなくて、ぼろぼろ泣きながら、夜の山道を走って下った。

466457 投稿日:2009/11/30(月) 00:28:25 ID:bUrARBGfO
家からふらっと出てきたままの格好だから、部屋着にスッピン、コンタクトも入れてないから周りも見えない。
足元はつっかけサンダルが脱げて裸足、お財布も携帯も持ってない。
おまけに大雨。
ぐしょぐしょになりながら、喉から血の味がするほど走り続けて、やっとコンビニに辿りついた。

裸足で全身ビショ濡れ、涙鼻水ボロボロの私に店員さんびっくり。
警察を呼ぼうとする店員さんを引き留め、電話を借りて泣きながら家に電話をかけた。
事情を説明しようとするも、ここがどこかわからないから、場所の説明が上手くできない。
気が動転してるし、しゃくり上げてるしで、話も伝わらない。
店員さんが電話を代わってくれて、とにかく来てくれ、と場所の説明をしてくれた。
両親が揃って車で迎えに来てくれて、なんとか家に辿りついた。

このあたりの記憶と時間の感覚はかなり曖昧。
ただ怖かったことしか頭に残ってない。
でも、コンビニの事務所で、椅子がわりのビールケースに座って飲んだお茶が温かくて、すごくほっとしたことだけは覚えてる。

468457 投稿日:2009/11/30(月) 00:31:56 ID:bUrARBGfO
家について携帯を見ると、彼氏から着信の嵐。
留守録には「どうかしてた、許してくれ」
揚げ句の果てには、「せめて友達でいたい」だと。
こんな男と一年も付き合っていたのか、と情けなかった。

その後、激怒した父親が、彼氏実家に殴り込み。
警察を通して話をつけないと気が済まない、という父親。
泣きながら平謝りの彼両親。
彼両親とは私も面識があったから、良識のある優しい人達だということも知っていたし、私も可愛がってもらってた。
彼氏のことは心底許せなかったし、死ねばいいとも思ってたけど、そんなご両親を見るのが忍びなくて、警察はいい、と父親を説得した。
気の済まない父親が彼氏を殴って玄関の床に叩きつけ、一件落着(?)。
額割れてたけど、その程度で済んだことを有り難く思うべき。

以上、たいしたことなくてすみません。
でも、未だに忘れられない修羅場でした。

469恋人は名無しさん 投稿日:2009/11/30(月) 00:34:36 ID:3r+A5o+O0
大変だったね・・・。
乙でした。

470恋人は名無しさん 投稿日:2009/11/30(月) 00:35:51 ID:Czjh4cAAO
山の中で見知らぬ男に暴行されてころされたり、
そうじゃなくても怪我して死んだりしても全くおかしくないレベル
彼氏は狂人だな
無事で良かった、頑張ったね


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