3951/2 20/08/14(金)01:55:32 ID:MF.6f.L1
お盆の時期になると思い出す話
ちょっとオカルト注意

当時わたしは高校2年生で、進学に向けて夏休みも塾の夏期講習に通ってた
その日も居残って個人で復習してたら結構遅い時間になってて、
暗くなった道を歩きながら帰った
塾を出て5分くらい歩いたところでずっと誰かが後ろにいるのに気づいた


持ってたポーチに入ってた手鏡でそっと後ろを確認したら
背の高いヒョロッとしたスーツの男が明らかに一定の距離を保って後をつけてきてた
塾で最近不審者が出るから注意しろって言われたばかりだったのを思い出して一気に怖くなった
まだ携帯電話も普及してないような時代だったし
近くにすぐ入れるようなコンビニなんかも無く
人通りもなくてどうしたらいいかわからなかった
でも足を止めたり逆に走ったりしたら殺されるんじゃないかと思って、
ただ下向いて必死に歩いてた

そしたら急に前から「あら!◯◯ちゃんじゃない!おかえりなさい」って明るい声が聞こえた
パッと顔あげたらニコニコ顔の知らないおばさんが立ってた
「こんな時間までお勉強?偉いわねぇ」って褒めてくれて「うちの子は全然勉強なんかしなくってね~」と話しかけてくれた
助かったと思って泣きそうになりながらそんなことないですよ~とか
そうなんですか~って相づち打ってたら
急にそのおばちゃんがわたしの後ろに目をやって
「あら、そこの人何か用?」ってそのひょろ長い男に声かけた
一気に冷や汗が出てえっ、あの、その人はとかどもりながら振り返ったら
その男がなんか恐怖を感じてるような、
信じられないものを見るような目をしてこっちを見てて
そのままバッと後ろに走り去っていった

おばさんに声かけられたから焦って逃げたのか、本当にありがとうおばさん
と思ってお礼言おうとして「あの、」って言いながら振り返ったらそのおばさんいなかった
驚いて辺りを見回したけどほんの一瞬でどこかに行ってしまった
近くに家はあるけど玄関まで距離があるし、そうじゃなくてもどこかに移動してたら気づかないはずがなかった
一人でポカンとしながら、そういえばなんであのおばさんわたしの名前知ってたんだろう
わたしの家この辺じゃないのにとか今さら頭の中混乱してた

3962/2 20/08/14(金)01:56:07 ID:MF.6f.L1
でも男に後つけられてたときのがよっぽど怖かったし、
おばさんのおかげで助かったのも事実だったし
とりあえず意味がわからないながらも「ありがとうございました」って声だけ出して
早足で家まで帰った

無事に帰宅して親にあったこと話したら
心配半分と(遅くに1人でいたことの)怒られ半分みたいな反応されて
そのあとあのおばさん誰だったんだろうねって話になった
名前知ってるってことは知り合いかもしれないしお礼言いたいからって親が探してくれたんだけど
結局そんな人は見つからなかった

ちょうどその次の週からお盆だったのもあって
父が「もしかしておばけだったんじゃないか」とか言ってきた
そんなわけあるかと思いながらも、そういえばあのおばさん
今真夏なのに長袖にカーディガン重ねて着てたなってその時気づいた
あと去り際の男の顔を思い出して
「もしかしてあの人にはあのおばさんが何か違うものに見えてたか、
もしくは何も見えてなかったんじゃ・・・?」ってちょっと思った

おばけ説も踏まえて親類とかもあたってみたし
その道で昔何かあったのかとかも調べてみたけど
結局あのおばさんのことは何もわからず
でもわたしのこと助けてくれたのだけは事実だったから
今日はおばさんいないかな、いたら今度こそちゃんとお礼言いたいなって思いながら
塾の行き帰りにその道通ってた

今も帰省するたびにその道のあたりに寄ってみてはいるけど結局まだ会えてない


余談だけど、この話を塾でしたらいい話としてとる人と怖い話としてとる人とで分かれたんだけど
そんな中でちょっとギャルっぽい派手な子が
「今度から変なヤツに遭遇したとき幽霊見えてるフリして何もないとこに話しかけたら
ビビって相手逃げんじゃね?」って言い出して
どんな幽霊が見えてることにしたらいいかみたいな話で盛り上がってしまった

ちなみに塾の先生は「名前を知られてるってことはその人も危ないんじゃないか」
みたいな反応(不審者的な意味で)だったけどそこはしっかり否定した





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