517: 名無しさん@おーぷん 21/07/31(土)18:06:41 ID:s8.f5.L1
昔、自分が勤めていた老健であった復讐
老健っていうのは、リハビリ付きの老人ホームみたいなやつ。
ある時、脳梗塞の後遺症で麻痺が残った60代後半のAさんという男性が入所してきた
Aさんの奥さんはだいぶ前に病気で亡くなっており、娘がいるけど奥さんの連れ子で、今はちょっと疎遠になっている。
娘さんは一応キーパーソンにはなってくれたけど、契約の時以降は
面会にも来ないし、電話連絡の時も割と事務的だった。(それでも、KPになってくれるだけありがたいけどね、職員としては)
コロナ前のことで、同室者は頻繁に面会者がくる中、Aさんは寂しそうだった。
そんなある日のこと、談話室に居たAさんが、たまたまそこに来た面会客をまじまじと見て、大声をあげた
「〇子? もしかして、〇子じゃないか?!」
言われた面会客は「え、確かに私、〇子ですけど…」と面食らってたけど、次の瞬間に「…え、えっ もしかしてパパ?」と。
(このへん、自分は直接見てなくて、あとで他の職員から聞いた。多少の盛りあると思う)
Aさんが「なんでおまえが、ここに居るんだ?」と聞くと
〇子さんは「あ、あの、私はお父さんの面会に…」
Aさんは大喜びで「そうか!面会に来てくれたのか!」と感激したけど
〇子さんは「ち、ちがうちがう」と。
つづく
老健っていうのは、リハビリ付きの老人ホームみたいなやつ。
ある時、脳梗塞の後遺症で麻痺が残った60代後半のAさんという男性が入所してきた
Aさんの奥さんはだいぶ前に病気で亡くなっており、娘がいるけど奥さんの連れ子で、今はちょっと疎遠になっている。
娘さんは一応キーパーソンにはなってくれたけど、契約の時以降は
面会にも来ないし、電話連絡の時も割と事務的だった。(それでも、KPになってくれるだけありがたいけどね、職員としては)
コロナ前のことで、同室者は頻繁に面会者がくる中、Aさんは寂しそうだった。
そんなある日のこと、談話室に居たAさんが、たまたまそこに来た面会客をまじまじと見て、大声をあげた
「〇子? もしかして、〇子じゃないか?!」
言われた面会客は「え、確かに私、〇子ですけど…」と面食らってたけど、次の瞬間に「…え、えっ もしかしてパパ?」と。
(このへん、自分は直接見てなくて、あとで他の職員から聞いた。多少の盛りあると思う)
Aさんが「なんでおまえが、ここに居るんだ?」と聞くと
〇子さんは「あ、あの、私はお父さんの面会に…」
Aさんは大喜びで「そうか!面会に来てくれたのか!」と感激したけど
〇子さんは「ち、ちがうちがう」と。
つづく